バングラデシュとは

バングラデシュとは

地理

バングラデシュはインドの東、中国の南、タイ、ミャンマーの西に位置し、現在アジアで最も注目されている国々に囲まれており、ヨーロッパと日本のほぼ中間地点に位置します。

 

国全体

1947年にインドからに1971年にパキスタンから独立しました。独立の際、日本が最も援助したため世界でも有数の親日国と言われています。人口は1.6億人でアジア第4位で人口密度は世界一です。また、人口密度が高いこと、20歳以下が50%と中長期的な労働力の増加が見込まれていること、インド人に近い理系の脳が多いことから人材の宝庫と言われており、日本企業にとって将来性のある投資先です。1人あたりのGDPは$903(2013年)ですが、ここ数年は年平均約6%の成長率を記録しています(参考:中国$6,747、インド$1,504、ベトナム$1,901、ミャンマー$868)。また、ゴールドマンサックスの“NEXT11”、JP モルガンの “Frontier Five” に選出されており、世界が最も注目している国の1つです。

 政府支援

現在、「世界のアパレル工場」と呼ばれるほど繊維業が盛んでユニクロやH&Mといった大企業が進出しています。そして、新たな経済成長を遂げるために、近年政府はITを繊維業に次ぐ第二の柱とすべく「デジタルバングラデシュ」構想を掲げました。具体的な内容としては以下の4つがあります。

①デジタルバングラデシュ政策を実現するために高度なICT(Information and Communication Technology)技術を持つ人材の開発・育成
②全国民がネットワークにアクセスできる環境を構築
③政府機能の効率化のために行政サービスをデジタル化
④ビジネス分野においてICTを政策として実現していくために、海外からのアクセスの簡易化・国内のICTビジネスの促進・諸外国への人材提供
2013年度のIT産業の前年比成長率は56%と驚異的な数字をたたき出しています。

 

 人材

毎年50,000人の工業系学生(8,000人以上のITエンジニア)が大学やIT専門学校から排出されています。かつて、イギリスの植民地だったため大学教育は英語で行われており、TOEICの平均スコアは約900点と世界トップクラスです。このような点から、ITエンジニアの英語はネイティブレベルといえます。さらに、人件費が安くインド人に近い理系脳を持っていることから、世界の大手IT企業(GoogleやSAMSUNG)が人材獲得に乗り出しています。人口の約7%の1,000万人が国外で就労しており、2万人以上のITエンジニアが米国IT企業に勤務、またインドと同様に欧米IT企業での経験者も多いです。

日本との関わり

バングラデシュからの輸入額は全体の26%を占めており、主に繊維業関連が多いです。また、バングラデシュの国旗は日本の国旗と大変似ており、日本の国旗を参考にしたといわれています。独立支援やODAなどの恩恵や大学生向けアンケートで最も好きな国が日本という結果から世界トップクラスの親日国と言っても過言ではないでしょう。現在、日本にいるバングラデシュ人学生は1300人強おり、そのうちの約3割がIT系の学校に通っています。

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