ニュースリリース

BJITとバングラデシュ国立ダッカ大学がプログラミングコンテスト「Code Samurai 2019(コードサムライ2019)」を開催

2019年10月21日(月)

バングラデシュでオフショア開発事業を手掛ける株式会社BJIT(本社:東京都港区/代表取締役社長:明石 康弘)は、バングラデシュ国立ダッカ大学工学部コンピュータサイエンス工学科(学部住所:Science Complex, Dhaka 1000, Bangladesh)と共同で、バングラデシュおよび日本のIT産業の将来を担うITエンジニアの発掘と育成を目的に、ハッカソン形式のプログラミングコンテスト“Code Samurai 2019”(コードサムライ2019)をバングラデシュの首都ダッカで2019年11月1、2日の両日で開催いたします。
<プログラミングコンテスト特設ページ>codesamuraibd.net

本イベントはバングラデシュ政府および日本政府関係機関の後援も受け、バングラデシュ国内の国公立・私立大学のコンピュータサイエンスを学ぶ大学生を広く対象に募集し、ダッカ大学をはじめとする全40校から約200チーム600名(1チーム3名)の参加応募がありました。最終選考を通過した30チーム90名が11月1日、2日の2日間のハッカソン形式プログラミングコンテストの本戦に参加します。また、日本のIT 企業からも数多くの協賛を受け、開催当日にはダッカ大学構内で行われるコンテストの現地視察ツアーも同時に行います。

通常のハッカソンやプログラミングコンテストは、新しいアイデアや問題解決能力を習得するため、学生自身のプログラミングスキルや課題解決能力を競いますが、「Code Samurai 2019(コードサムライ2019)」では、より現実社会に即した実践的なバングラデシュの社会的課題に取り組み、その解決を通じて学生自身の実践力を養います。

第4次産業革命は、ロボット工学、モノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)、ビッグデータなどの革新的なトレンドとテクノロジーが私たちの生活と仕事のあり方を変える技術革命です。「Code Samurai 2019(コードサムライ2019)」の目標は、バングラデシュの学生たちが来るべき革命に備え、彼らが社会により良い貢献をすることができる能力を養い、さらには彼らの将来のキャリアに大きな価値を提供することにあります。今回を第1回開催とし、来年以降も毎年さらに規模を拡大して開催いたします。大学の垣根を超えた新しい仲間、大学の研究者、そして日本とバングラデシュのIT企業との出会いによって、参加する学生に「Code Samurai 2019(コードサムライ2019)」でしか得られない貴重な経験を提供できるよう努めてまいります。

<バングラデシュについて>

近年、大きな経済成長を遂げているバングラデシュは、BRICs に次ぐ NEXT11 のひとつに も挙げられています。同国の政府は、独立 50 周年にあたる 2021 年までに世界経済の中所得国になる ことを目指し、包括的政策である「ビジョン 21」を掲げており、その中心のひとつに、社会 のあらゆる分野で IT 技術の導入を促進する「デジタル・バングラデシュ」があります。「デ ジタル・バングラデシュ」推進のため、政府が主導して IT 分野における人材育成を積極的 に進めており、高い技術力を持った IT 技術者が数多く輩出されています。また、英語能力が高く(近年のTOEICの非母国語国では世界トップの平均895点、2014年)、親日国としても知られています。

株式会社BJITについて
株式会社BJITは、日本およびバングラデシュに600名のIT技術者を抱えるバングラデシュ総合ITサービス企業です。バングラデシュを拠点としたオフショア開発や、日本国内へのIT技術者派遣、またIT技術者への日本語教育をはじめとする人材育成事業や人財紹介サービスを手掛けています。IT技術者不足に悩む日本のIT市場に、豊富で優秀なバングラデシュIT技術者による総合ITサービスを提供しています。当社に関する詳しい情報は、bjit.co.jpをご覧ください。

国立ダッカ大学工学部コンピュータサイエンス工学科
国立ダッカ大学はバングラデシュの頭脳ともいわれ、コンピュータサイエンス工学科は1992年に創立されました。バングラデシュでのICT教育機関の最高峰のひとつです。4年制(定員240人)で、大学院(MS)、博士課程(PhD)を提供しています。ダッカ大学に関する詳しい情報は、du.ac.bdをご覧ください。